医療法人恭青会の医療関係者向け情報メール
電子版 慈恩10号

日中は汗ばむほどの陽気となり、夏の近いことを実感する季節になりましたが、皆様にはお元気でお過ごしのことと存じます。
今回は「緑内障の症状
」についてお話させて頂きます。


医療法人恭青会
理事長 生野 恭司
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緑内障の症状について

緑内障は非常に多い病気で、40歳以上の20人に1人が発症すると言われています。人口に直すと500万人以上です。緑内障の発生率は年と共に増加すると考えられるので、高齢になるほど多い病気です。緑内障は急性緑内障と慢性緑内障に分けられます。日本の場合、95%以上もしくはそれ以上が慢性緑内障ですので、今回は主に慢性緑内障についてお話しします。

緑内障の症状は実は非常にわかりにくいと言われています。

 

緑内障は眼圧や近視等により徐々に視野が欠けてくる病気です。最初自分の目の内側から欠けて来る場合がほとんどで、内側の上側か下側のいずれから始まります。自分の鼻側の視野は鼻の突起が邪魔となって、もともと狭く、確認しづらいため、初期に自分で気づく事はほとんどありません。したがって視野を頼りに初期診断をしようと思ってもなかなか難しいですし、自分で視野が大丈夫と思っていても、あまりあてにはなりません。

このため人間ドックなどの眼圧が上がってないかを調べたり、眼底の写真を撮ったりすることが非常に初期症状初期診断に大事です。緑内障が進行すると視野が欠けてくるため、自覚することはありますが、この時点になるとかなり進行しているため、できるだけその前に発見すべきなのです。

 

一旦視野が欠けてきた場合、上のほうの視野はかなり悪くなってもまぶたのためにわかりにくく、下の視野が障害された場合の方が気づきやすいと言われています。視野が障害されると、自動車の時に運転していると人が飛び出してきてもわからない、あるいは階段が降りにくいといった症状がありますが、基本的には眼科受診することをお勧めします。

 

最後に急性緑内障について少しお話しします。急性緑内障は人口的には少ないものの、起こるととても厄介で、場合によっては数日で失明する恐ろしい病気です。夜間に生じることが多く、目の痛み、かすみや充血などが主な症状です。眼圧が上昇すると、吐き気や頭痛も起こります。このように夜間に目の痛みや頭痛が頻繁に生じる場合は、軽い発作を起こしていることがありますので、眼科を受診することが必要です。急性緑内障は、発生するととても危険な緑内障ですので必ず眼科で治療を継続することをお勧めします。急性緑内障発作については、またいずれまとめてお話したいと思います。


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