医療法人恭青会の医療関係者向け情報メール
電子版 慈恩35号
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オルソケラトロジーってなに?

オルソケラトロジーとは近視矯正器具の一つで、やや硬いソフトコンタクトレンズのようなものです。睡眠中に装用することにより角膜の形状を一時的に変化させ、日中は裸眼で過ごすことができるようになります。

特に小児期においては、なんらかの理由で眼鏡が装用できない場合や、スポーツをする子供に人気が高まっています。 

 

どうして注目されているの?

・世界各国で近視の罹患人口が増えている

・レーシックやICLと違い手術が不要である

・特に小児期において近視進行の抑制効果が期待できる

 

近視の進行とオルソケラトロジー

強度近視のまま大人になると将来的に緑内障や網膜の病気になる可能性が高い為、その予防法が様々な国で検討されています。オルソケラトロジーもその有効な手段となりうると考えられています。

小児期においてオルソケラトロジーを行うと、将来的に近視進行の抑制効果があると多くの大規模な試験で証明されています。 

 

欠点はないの?

・価格

あくまで自由診療でありレンズもかなり高額です。維持管理もそれなりにコストがかかることからいつまでこの治療を続けるかという問題点があります。

 

・安全性の問題

子供への装用は問題ないとされていますが感染のリスクがあります。レンズを清潔に維持することや、脱着時に角膜を傷つけないように予防することが重要になります。

 

・度数の問題

あまり強度近視になってしまうとオルソケラトロジーでは矯正できません。

 

このような特徴を持った治療ですが、現時点ではかなり有効であると考えられており、様々な国で行われています。

世界各国でその安全性と有効性が認められ日本でも2009年に厚生労働省に承認されております。

【眼鏡やコンタクトと何が違うの?】

最近注目されている近視の進行メカニズムの一つに網膜の周辺光学収差が挙げられます。ひよこの実験近視では網膜にボケ像を投影すると近視が進行します。人間でも同様のことが考えられますが、眼鏡やコンタクトレンズで補正した場合、特に周辺部網膜面の焦点を矯正することは不可能です。オルソケラトロジーは角膜の形状を変化させるため網膜中心部以外に周辺部でもボケ像を改善することができ、そのため近視抑制効果があると考えられており、これが眼鏡やコンタクトレンズと根本的に異なる点です。 

いくの眼科とあさいアイクリニックでは、近視抑制外来でオルソケラトロジーを行っています。興味のある方はスタッフまでご連絡ください。

 

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理事長 生野 恭司 
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